グーグル感染予測でみる「勝負の3週間」 効果は(2020年12月13日)
新型コロナウイルス感染が拡大の一途をたどる中、政府が先月呼びかけた「勝負の3週間」も終盤に差し掛かっています。グーグルの感染予測から、この3週間で効果が出たかどうか分析することはできるのでしょうか。監修した宮田教授(慶応大)に聞きます。 ▽宮田裕章教授(慶応大医学部) 宮田:「11月22日の時点では、北海道の感染者は爆増する予測でした。その後、北海道は強い対策を打ち、様々なアプローチを行った結果、かなり感染者数を減らすことができました。これは、彼らの努力が未来を変えたということですね。非常に、評価できることだと思います」 Q:一方、東京は予測通り(先月22日時点の予測)の感染者の増え方です。 宮田:「東京も、何も手を打っていないわけではありません。北海道に比べると、それほど強い手は打っていないと。そういう状況だと、予測通りになってきてしまうのですね。高止まりが続いているのは“爆増していない”という側面もありますが、医療体制がひっ迫していますし、1、2月にさらに気温が下がった時“新しい波”が来ることも十分にあり得るわけです。 https://news.tv-asahi.co.jp