日本では2016年にカジノ法案が成立し、いよいよカジノを含む統合型リゾートの建設に期待が高まっていますよね。ところで、日本国内ではすでに法律で認められている公営ギャンブルがありますが、どのようなものが該当するかご存じでしょうか?
実際、日本でもベラジョンカジノといった優良オンラインカジノやスポーツベッティングへのアクセスも活気を帯び、健全なギャンブルを楽しむ機会が増えてきました。しかし、まだまだインターネットが発達する前からあった元祖的なギャンブルを楽しみたい!という方もいらっしゃるでしょう。ここでは日本の法律で認められている公営ギャンブルについて解説します。
「公営賭博」は合法ギャンブル
日本では法律で認められている「公営賭博」があります。公営賭博は「法令、または正当な業務における行為」という認識下で運営されているため、社会的な概念からも正当なギャンブル形態であるとされています。人気の「公営賭博」を下記に挙げてみましょう。
競馬
競馬はジョッキーが馬に乗ってレースをし、その結果に賭けるものです。菊花賞や高松宮記念、有馬記念、安田記念など国内でも有名なレースはたくさんありますよね。中でも「記念レース」は日本の中央競馬会に深く携わった人物に由来して名付けられるため、誇り高く由緒正しいレースとなります。また、競馬を管轄しているのは農林水産省となっており、畜産振興と福祉事業をメインに経済的な貢献を意図する目的で運営されています。
競艇
競艇はモーターボートのレース結果に対して賭けるものです。舟券と呼ばれる投票券を購入して、予想が当たれば配当を受け取れるシステムとなっています。最も人気の投票券の買い方は三連勝単式でおよそ50%を占めると言われています。
競輪
競輪は自転車のレース競技です。1948年に戦災復興を目指す目的でスタートしました。身近な乗り物であるため親近感がありますが、最速で70㎞というスピードを弾き出すため、スリルと興奮を味わえるスポーツ競技としても大人気です。競輪選手はレーサーバンクの傾きやライバルとの駆け引きを計算しながらレースに挑みます。
オートレース
オートレースも公営賭博の対象となるスポーツです。特注のオートバイを使用するレースで、国内5か所にあるオートレース場で競技が開催されます。1レース8名の選手が参加し、1週500m、幅30mの特別コースを6週して結果を競います。
TOTO
TOTOは公営くじでも最もポピュラーなタイプです。TOTOはJリーグといったプロサッカーリーグの試合に結果に賭けます。たった100円のくじで1億円の賞金を掴むチャンスがあるため、軍資金の少ない方でも気軽に楽しめるのが魅力でしょう。TOTOには Mini TOTO や TOTO GOAL3など合計3種類あり、コンビニやくじ売り場、公式/提携サイトで購入できます。
LOTO
LOTOも公営くじの一つです。当選者が出ない場合はキャリーオーバーとなるため、1等当選賞金額が10億円を超えることもあるビッグなイベントとなります。LOTOは自分で数字を選んで結果を天に任せる宝くじの一つですが、200円から購入できるためかなり庶民的です。LOTOもTOTOと同様に3種類ありLOTO7、LOTO6、そしてMINI LOTOがあります。
宝くじ
宝くじを購入する際に「ギャンブルをしている」という意識はほとんどないと思いますが、こちらもLOTOと同様に政府公認の公営くじの部類に入ります。年末ジャンボやサマージャンボといった億越えの宝くじの他、毎月行われている定期的な宝くじに人気があります。
ギャンブルのイメージも明るく一新
公営賭博にあたる代表的なイベントには「競馬」「オートレース」「競艇」「競輪」「宝くじ」「ロト」「TOTO」などがありますが、現代では賭け事というダークなイメージも減り、オシャレで華やかな装いへと一新されていますよね。テレビコマーシャルでも人気タレントを起用し、よりエンターテイメント性に特化した販促活動を行っています。
そもそも公営賭博は「公益性」や「地方財政の健全化」を目的としたクリーンな活動が中心となっています。例えば、スポーツ離れが顕著な若者世代を喚起して、スポーツ界を盛り上げていこう!地元の活性化に貢献しよう!そんな堅実な思考がベースとなっています。
そんな王道の公営ギャンブルに対抗するかのように、オンラインカジノやスポーツベッティングの人気も右肩上がりです。レースやゲームに賭けるときは「責任あるギャンブル」を心掛けて、無理のない範囲で行うようにしましょう。