有料化が始まって7月1日で1年。
レジ袋を辞退する人が7割を超えることがわかった。
その一方で、新たな問題も浮上している。
レジ袋の有料化から1日で1年。
スーパーなどにはエコバッグを持参する人も増えている。
では、身近なコンビニエンスストアでは、どれくらいの人がレジ袋を辞退しているのか。
定点カメラを設置し観察してみた。
手前のレジを利用した29人のうち20人がレジ袋を辞退していた。
やはり有料化の影響が大きいという。
レジ袋を買わなかった人(60代)「有料化が決まってからですね、常に持ち歩くようになったのは」
レジ袋を買わなかった人(20代)「積み重なったらいい金額になるかなと思って、買ってない。どうせ捨てちゃうので、もったいないなって」
ミニストップ・菅原公一さん「当初は約6割を想定していたが、お客さまの意識が高まって、レジ袋を辞退されていると思う。プラスチックの削減につながっているのかなと思う」
このコンビニでは、有料化される前の辞退率はおよそ3割。
それが、有料化以降は7割以上になった。
その効果を実感しているという。
スーパーなどでの辞退率を調査した日本チェーンストア協会によると、これまで5割ほどだった辞退率が2020年度は75.3%まで一気に上昇。
さまざまな店で、有料化にともなう脱レジ袋の動きが加速している。
そんな中、レジ袋を購入する人たち。
どんな理由があるのか。
レジ袋を買った人(30代)「ごみ袋として使うために、レジ袋買いました」
レジ袋を買った人(20代)「食べたあとにゴミとかを捨てるときに便利だから」
中には、ごみ袋用の袋を購入するという人もいた。
50代「レジ袋は買わないけど、ごみ袋用の袋は買ってる。100均とかで買ってる」
ポリ袋を販売する会社によると、レジ袋の有料化以降、家庭用ポリ袋の購入量は2倍から3倍に増えているという。
日本サニパック・井上充治社長「こちらにあるように、レジ袋に似た形の取っ手が付いたポリ袋の需要が急増している。レジ袋の有料化でタダでもらえなくなってしまい、こういった商品をお買い求めいただく消費者の方々が増えている」
ごみ袋としても便利なレジ袋。
環境省は、袋を有料化することで、ごみそのものを減らすことにつながり、プラスチックごみの削減にもなるとしている。
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