遂に今月、待ちに待ったバイオハザード4リメイクのデモ版が解禁され、そして3月24日に完全リリースとなりました!不朽の名作として名高いサバイバルホラーゲームの頂点を極める「バイオハザード」シリーズ。この記事では、無料で遊べるデモバージョンを実際にプレイした感想と解説をしていきます!
バイオハザード4リメイクとは?
1996年の発売以来、バイオハザードシリーズの累計販売数は全世界で、1億3,500万本を超えています(バイオハザード4リメイクを除く)。誰もが知るゲームの最新作。インターネットが普及し、オンラインカジノなど新しいゲームコンテンツが続々と誕生している現在でもなお、バイオハザードはテレビゲーム業界を牽引し続ける不動の人気を誇ります。このデモ版を語るにあたって、まずは「バイオハザード4」について少しお話ししたいと思います。ネタバレ要素を含みますので、ネタバレしたくない人はご注意を。
ストーリー
この世界での生存はただの始まり。そう、ハッピーエンドで生き残った訳では無い。あの、ラクーンシティでの悪夢のバイオ・ハザードから6年、この悲惨な出来事の生存者の一人がレオン S. ケネディ。彼は今、『何者かによって誘拐された大統領の娘の救出』という任務の為に、この廃れた場所に派遣された。寂れた道を辿り、人里離れたヨーロッパのとある町にたどり着いたレオン。しかし、その町の住民は病に苦しみ、のたうち回り、そして死ぬ。ただし、そこに決して安らかな死は無い。迫り来る恐怖と死の中で救出劇が始まる・・・。
バイオハザード4リメイクの概要
オリジナル版のバイオハザード4、は2005年にカプコンより発売された同シリーズの第6作品目です。バイオハザード4リメイクは、バイオハザード2、バイオハザード3に続く、バイオハザードシリーズでは3作品目のリメイクとなります。
主人公でプレーヤーは、オリジナル版と同じレオン。ストーリーの始まりはレオンと村人との最初の出会いからで、オリジナル版とほぼ同じ感じです。しかし、このリメイク版ではキャラクターデザインが明らかに変わり、操作性やアクション性能も大幅に改善されました。
デモ版をやってみた!
カプコンは、バイオハザード4リメイクが、発売開始からたった2日間で300万本の販売を超えたと発表しました。バイオハザード4リメイクのデモ版は、PS4/PS5(PlayStation Store)Xbox Series X/S(Microsoft Store)、PCのSteamでプレイすることができます。PS4/PS5(PlayStation Store)とSteamは無料でデモ版をプレイできますが、Xbox Series X/S版は税込100円での販売となっています。今回はPS5版でプレイしました。
ゲームの進行と操作性
デモ版では、最初のステージにあたる「猟師小屋」から「村」までのストーリーをプレイできます。戦闘時のカメラアングルがオリジナル版とは異なって肩越しカメラになったので、敵をよりロックオンしやすくなったように感じます。さらに、移動、照準合わせ、シューティングを同時にできるようになったので、アクション性もかなり高くなった印象ですね。
デモ版の最終地点である村では、かなりの数の村人が襲ってくるので、とにかく倒しまくりましょう。ただ、一定時間耐えられればクリアすることもできます。また、今作から搭載された新機能の「パリィ」もデモ版で使えます。パリィはナイフアクションで、敵の攻撃時にタイミング良く繰り出すことができれば、敵の攻撃を跳ね返して、蹴り攻撃のメレーを繰り出すことができます。最初はなかなかタイミングが掴みづらいのですが、使いこなせれば超強力な技となることは間違いないでしょう。
その他にも、気付かれないよう背後からそーっと敵に近づいて、音を立てずに斬りつけて攻撃することもできたり、手榴弾類やショットガン、ハンドガンも使用可能。デモ版でも幅広いプレイスタイルを試すことができました。
オリジナル版からの改良で、やはり大きな目玉に感じたのはパリィですね。このおかげでオリジナル版より、更に速く、アグレッシブなゲームにしてくれています。デモ版は15~20分程度でクリアできましたが、アイテムやクラフト素材の収集など細かいところまでやり込むと、もう少し時間がかかりそうです。もちろん、デモ版もプレイ時間/回数は無制限なので、せっかくだから隅々までプレイするのも良いかも。
キャラクター
主人公であり、プレイキャラクターのレオン。レオンをプレイすること自体はオリジナルと変わりませんが、ビジュアルが格段と良くなりました。とにかく、なにしろ、カッコイイ!!もともとカプコンのゲームはPS2時代からどれもビジュアルが綺麗で、キャラデザインも背景も、アイテム類も全部が作り込まれた美しいものだと思っていましたが、やはり最新作ですね!もう、ため息が出るほど綺麗です。肌の質感とか服の裾の感じなど、本当に細かいところまでリアル。むしろ、リアルより美しいんじゃないかと思ってしまうほど、本当に惚れ惚れしてしまいました。
襲ってくるモンスターと化した村人のリアルさもオリジナルよりさらに増しています。いや、これは、マジで夢に出てきて欲しくないレベルで気持ち悪さマックスですね。しかし、これがまたバイオハザードの恐怖に満ちた世界をよく創り出してくれているのです。
ビジュアルも、キャラクターが持つ雰囲気も、確実にオリジナル版よりリメイク版の方が好みですね。
Mad Chainsaw Mode
デモ版には、本編には無いMad Chainsaw Mode(マッド・チェーンソー・モード)という最高難易度のモードが存在します。
Mad Chainsaw Modeは、ランダムでゲーム開始時の画面に出現します。デモ版は何回でもプレイできるので、Mad Chainsaw Modeに挑戦したいなら、出現するまで根気よく何回もプレイしましょう。ちなみに、私は12回目のプレイにしてやっとMad Chainsaw Modeに当たりました。
このモードでは、敵が増え、攻撃力が強く、しかもこちらが与えたダメージへの耐久力が高くなっています。で、敵の配置も変更されています。しかもチェックポイントがないので、死ぬとゲームオーバー。コンティニューはできません。最終的にはチェーンソーの男を倒せばクリアです。それにしても本当に難しいです。
デモ版でこんな隠し要素のモードがあることには驚きました。しかも本編には含まれていないなんて、このモードを狙ってデモ版をプレイするのも正直アリだと思います。
総評
今回はデモ版のプレイでしたが、かなりオリジナルよりもプレイのし応えがあるゲームです。オリジナル版のバイオハザード4も秀逸なゲームであっただけに、そのリメイクとなると期待値はおのずと高くなってしまいますが、その期待を裏切ることの無いゲームだと言えるでしょう。
バイオハザード4リメイクがどんなものか、オリジナル版をやった事がない人も、そうでない人も、迷っていたらとりあえずデモ版をやってみることをおすすめします。