120年余りにわたり陸・海・空の幅広い分野でグローバルに事業を展開する川崎重工業。2020年に川重では初めて、ロボット部門から会社のトップに就いた橋本康彦社長は、神戸・メリケンパークにある「カワサキワールド」で高井アナウンサーと出会います。そこには、日本で初めて作られた産業用ロボット「ユニメート」が展示されていました。「ユニメート」は、米国「ユニメーション」との技術提携によって生まれました。橋本社長は、技術提携に至る秘話を紹介します。 場所を神戸本社の32階にあるフロアーに移します。神戸の街並みを一望できるこの場所で「鉄腕アトム」に夢中になった少年時代、ロボットに携わりたくて当時、小さな部署に希望して配属された話や直談判して米国・シリコンバレーに乗り込み、のちに半導体向けロボット事業を成功に導くまでの道程などサラリーマン人生を熱く語ります。自らが切り開いてきたからこそ語ることのできる素敵な言葉が詰まった30分です。