ツイッターの買収で合意していた電気自動車大手・テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が、買収計画の撤回を表明した。
マスク氏は2022年4月、ツイッターを440億ドルで買収することで合意したが、アメリカの証券取引委員会が8日に開示した資料によると、マスク氏は、ツイッターに対し、「買収計画を撤回する」と伝えたという。
偽アカウントの割合をめぐり、マスク氏は、ツイッターが主張する全体の5%未満よりも多いと問題視していたが、その後も情報を十分に開示されず、「複数の重大な契約違反があった」として、買収を撤回したとしている。
これに対し、ツイッター側は「売買契約を執行するために法的措置をとる」と、訴訟で対抗する考えを明らかにしている。
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