米電気自動車大手「テスラ」のCEO=最高経営責任者で、起業家のイーロン・マスク氏が、およそ5兆9000億円で合意していたツイッターの買収を取りやめると明らかにしました。
アメリカの複数メディアによりますと、マスク氏の代理人弁護士が8日、「重大な不利益を被る可能性がある」として、4月に合意していた買収契約を終了するとツイッター社に伝えました。
両者は総額440億ドル、日本円にしておよそ5兆9000億円での買収に合意していましたが、マスク氏側は偽アカウントが多いことを理由に買収手続きを一時、保留していました。
マスク氏は、SNS上の言論の制限が厳しすぎるという考えから「言論の自由を守る」という公約を掲げ、買収を提案していました。
ツイッターの株価は時間外取引で終値から6%ほど急落して推移しています。
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